VMUG Advantage (EVALExperience)の利用開始手順

概要

VMware vSphereの評価・検証用ライセンスプログラムの一形態として、VMUG(VMWARE USER GROUP)が展開する「 VMUG EVALExperience 」があります。

個人でも年間200ドル(Individual Package)で以下の製品が検証用途に限り利用可能になります。
(2015/07/16時点)

  • VMware vCenter Server Standard for vSphere 6
  • VMware vSphere with Operations Management Enterpriske Plus
  • VMware vCloud Suite Standard
  • VMware vRealize Operations Insight
  • VMware vRealize Operations
  • VMware vRealize Log Insight
  • VMware vRealize Operations for Horizon
  • VMware Horizon Advanced Edition
  • VMware Virtual SAN
  • VMware Virtual SAN All Flash Add On

つい先日VMUG EvalExperienceライセンスを購入しましたので、利用開始までの一連の手順を書き残しておきます。

全体の大まかな流れ

  1. VMUGのサイトにアカウントを新規登録する。
  2. VMUG Advantageのライセンスを購入する。
  3. vSphere製品の検証用ライセンス及びインストーラを入手する。
  4. vSphere製品を自分の検証環境にインストールし、ライセンスを投入する。
  5. おまけ:Hypervisorのライセンス

手順

以下に実際の手順を記載します。
2015/07/15に実環境にて確認済み手順となります。

1. VMUGのアカウント登録

VMUG EvalExperience のサイトにアクセスし、「 Join VMUG 」のリンクを選択します。

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以下の情報を入力します

  • E-mail
  • 氏名
  • 職種
  • 社名
  • 住所
  • 主言語(英語か中国語の2択)
  • メンバー種別(パートナー企業か否か)
  • VMware認定資格の保有状況

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登録が完了すると、以下のメールが届きます。
VMUGのサイトにログインするための初期パスワードが記載されています。

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メールのリンクをクリックしてVMUGのサイトにアクセスすると、Mailアドレスと初期パスワードの入力を求められます。

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パスワードの変更を求められます。

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初回ログイン時に自分のプロファイル情報が表示されます。
特に変更することは無いかと思います。

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以上でVMUGへのアカウント登録は完了となります。


2. VMUG Advantageのライセンスを購入する

VMUGのサイトにログインした状態で、VMUG EvalExperience のページにアクセスし、「 PURCHASE NOW 」のボタンを選択します。

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一覧から購入したいパッケージを選択します。
本例では「 Individual Package – 1 User $200 USD 」を選択しました。

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パッケージの詳細が展開されます。
「 Add to Cart 」を選択します。

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現在ログインしているアカウントのプロファイルが表示されます。
「 Add to Cart and View Cart 」を選択します。

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カートの中に自分が購入するパッケージが必要個数だけ選択されていることを確認し、「 Checkout 」を選択します。

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請求書(Invoice)が表示されます。
問題なければ「 Pay With Credit Card 」を選択します。

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クレジットカードの情報を入力し、「 Pay Now 」を選択します。
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オンラインでの引き落とし処理が完了すると、支払い完了を示すメッセージが表示されます。
「 Continue 」を選択します。
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購入済みパッケージの一覧が表示されます。
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購入完了と同時に以下のメールが届きます。
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書かれている内容としては、おおむね以下の通りです。

  • VMUG Advantage買ってくれてありがとう
  • トレーニングや認定試験コース、vSphere製品やVMworldで割引が受けられるよ
  • 2営業日内にVMUGからのWelcomeメールが来るよ
  • 24時間以内にKivuto SolutionsからEVALExperience対象製品のセットアップについての案内メールが来るよ

 

3. vSphere製品の検証用ライセンス及びインストーラを入手する

VMUG Advantageの決済後1日ほどで、Kivuto Solutionsから以下のメールが届きますので、文中のレジスト用URLにアクセスします。

アカウントのレジストレーション画面が表示されます。
ユーザ名、メールアドレスはVMUGのアカウントを作成した際の情報があらかじめ入力されています。
Kivuto Solutionsサイト用のパスワードを新規に設定し、CAPTHAコードを入力して進みます。

プロファイル情報として自身の所属する会社名と規模を入力して「 Save 」を選択します。

ダウンロード可能なVMware製品の一覧が表示されます。

例としてvCenter Serverを選択します。
価格欄に「 Free 」と表示されており、追加費用無しで入手できるようになっていることが判ります。
「 Add To Cart 」を選択します。

「 Check Out 」を選択します。

VMwareのEULAに合意し「 I Accept 」を選択します。

VMUGのアンケートが表示されます。

  • 特に目当てとしている製品(上位3つ)
  • 他に評価しているソリューションはあるか
  • vCenter Server 5 Standardをどのように知ったか

何かしら回答を入力して「 Next 」を選択します。

発注確認画面が表示されます。
そのまま「 Proceed With Order 」を選択します。

プロファイル(社名、会社規模)の画面が表示されます。
そのまま「 Next 」を選択します。

発注完了画面が表示されます。
画面の赤い部分に当該製品のアクティベーションキーが表示されますので控えておきます。
「 Start Download 」を選択します。

vCenter Serverの場合、

  • 仮想アプライアンス(VCSA)6.0
  • Windows用インストーラ版(VIMSetup)6.0
  • vSphere Client6.0

以上の3プロダクトがダウンロード可能となります。
「 Download 」ボタンを選択します。

ダウンロードが開始されます。

入手したものを確認したところ、VMwareの公式サイトで配布されている60日評価版と全く同一でした。(ファイルサイズ、ハッシュ値が一致)
ですので、既にVMwareサイトから評価版を入手済みの場合には、ダウンロードは不要のようです。
(決済画面のアクティベーションキーだけ控えておけばOK)

以上で検証用ライセンスとインストーラの入手は完了です。


4. vSphere製品を自分の検証環境にインストールし、ライセンスを投入する

VMUGのサイトもしくはVMwareのサイトから入手したインストーラを用いて、自分の検証環境に環境を構築します(インストールの過程は本稿では割愛)。

インストール後の状態ではvSphere製品は「 評価モード 」のライセンスで稼働しており、60日後に使用不能となります。

そこでVMUG Advantage(EvalExperience)で購入したライセンスを投入し、1年間有効な状態に更新します。
以下、例としてvCenter Server用のライセンスを投入した場合の手順を記載します。

vSphere Web Clientにログインします。
画面上にライセンス切れが近いメッセージが表示されます。

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「 管理 」→「ライセンス 」画面に移動し、ライセンスの追加を行います。
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投入するライセンスに管理上の名前をつけることができます。
デフォルトの名前は「 ライセンス1 」で判りづらいので、
「 VMUG vCenter Server 6 license 1 」と変更しました。
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ライセンスが登録されました。
有効期限が2016/8/11に設定されています。
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この時点ではまだライセンスが管理簿に登録されただけで、vCenter Serverへの割り当ては完了していません。
「 ライセンスの割り当て 」ボタンを選択し、ライセンス適用画面を開きます。

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先ほど登録したライセンスをvCenter Serverに適用します。
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有効期限が2016/8/11に延長されました。

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以上でライセンス適用は完了です。

1年後にライセンスを延長する場合には、追加でライセンスを購入して更新する必要があります。


おまけ:Hypervisorのライセンス

Hypervisorのライセンスはちょっと気づきにくいところにあります。

一覧の中から「 VMware vCloud Suite Standard 」を選択します。

「 Serial Number: 」と表示されたものがHypervisorのライセンスキーとなります。 

 vCloud Suiteでは以下の製品バイナリがダウンロードできます。
Hypervisorのインストーラは「 VMware-VMvisor-Installer-xxx 」が該当します。

VMwareのサイトで評価版として配布されているものと同一バイナリですので、
既に入手済みの場合には改めてダウンロードする必要はありません。

ライセンスをvShpereに登録すると、
「 VMware vCloud Suite Standard for vSphere 」として認識されます。

6CPUまでが利用可能です。
つまり、1ソケットサーバであれば6台、2ソケットサーバであれば3台まで本ライセンスを利用可能です。

ネストされたESXiホストで利用する際には、当該ESXiホストは仮想ソケット数を「1」で構成した方がお得、ということです。 

実際にこのライセンスをネストされたESXiホストに適用した後に、
利用可能な機能を確認しました。

 Enterprise Plus同等の機能が利用可能な状態でした。
ねんがんの vSphere Distributed Switch もりようかのうです。